兵庫区

それは七八年十二月二十四日のクリスマス前夜のことであった。でこぼこ道には、深い雪がつもっていた。それは恐らく十二フィトもあったろうか。そして、身を切るような冷たい風が、暖ためられた台所の窓ガラスを凍らせていた。排水口夜中がちかづいた。しかし四方の雪におおわれた丘からは、弱い光がきらめいていた。そしてどこの家でも、家族たちは、ひざまずいてお祈りをしながら、神修繕なクリスマスの訪れを待ちうけていた。これは兵庫区 水漏れの国々の風習であり、少くとも当時一般に行われていた風習でもあったのである。その時、一つの人影が、キッチンの山を下りて、ゆっくりと村のほうへよろめいて行った。その旅人はひどく衰弱しているか、でなければ病気であるらしく思われた。彼は苦しげに呻きながら、雪の中をひどくつらそうに足をひきずって行くのであった。坂道の排水口中で彼は立ちどまり、兵庫区 水漏れによりかかって、じっと幾つかの光を見つめた。あたりはしんとひそまりかえって、死のごとく静かで、冷たかった。墓地の上をさまよふ鬼火が、思い出された。その時塔の鐘が十二時を報じた。